マンガで学ぶ統計学
統計学とは、
偶然ですませてきた身近なことを
数値化し、さらに未来予測を
数値で導きだす学問!!
偶然ですませてきた身近なことを
数値化し、さらに未来予測を
数値で導きだす学問!!
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[著]牛山聡/著 竜之介/画 [監]高橋幸久 [価格]2,310 円(税込) [判型]B5判/200頁 [初版]2008/06/10 [ISBN]978-4-86167-242-2 |
■ 本書について
本書は、統計学と、その基礎になる確率について、漫画とイラストを使ってわかりやすく解説しています。本書は全6章からなり、各章に漫画、解説、問題、用語解説という構成にしました。それ以外に読み物として、コラムをいくつか用意しましたので、数学だからと気負わずに、軽い気持ちでお読みいただければ幸いです。
それぞれ独立した章立てになっていますが、メインテーマである統計学の内容、漫画のストーリーは全体をとおしてもつながりを持たせているので、まずは順番どおりに読まれることをお薦めします。その後は、索引やまとめなどを参考にしながら、各章をじっくり読んで理解してください。
また、難しい数式などは極力省きました。内容は高校の数学にも準じており、これから数学の勉強を始める方、また学生時代に習ったことを思い出したい方などのお役に立つことができれば幸いです。
統計学は数学です。数学は世の中のあらゆることを数字と論理で簡略化することができる学問です。その中で統計学はもっとも私たちの身の回りについて、適切に素早く表現してくれるものと言えるでしょう。身近すぎて、きっと普段は気づかないことにも統計学は利用されていたりします。少し落ち着いて自分の周りを見渡してみれば、きっとどれだけ無意識のうちに統計学を利用していたかがわかるでしょう。そこで、いかに統計学が親しみやすく重要な学問であるかを感じていただければ幸いです。
数学や物理の世界には「ラプラスの悪魔」という何でも知っている物知りがいます。彼は世の中のすべてについて、過去も未来も知ることができますが、あくまでそれは数字の世界の話であって、実際には無理な話です。私たちは世の中の出来事を偶然に起こると捉えるしかありません。家を出たら爽やかな快晴だったり、街で誰かと出会ったり、夕焼け空に鳥が飛んでいくのを見たり……。しかし、いくら運の善し悪しは天が決めることとはいえ、二択ならば50%の確率ですので、幸運はまったく予測不可能なものでもありません。そこには確率論や統計学が大きく関わっているのです。つまり、統計学を勉強することは「ただの偶然」で済ませていたことを、それだけでは終わらせないための方法を学ぶことだと言えるでしょう。
また、数学に置き換えられた出来事は言ってみれば過去ですが、統計学はそれから先、未来についても助言をしてくれます。そういう意味で統計学は、単なる数学に収まらず、さまざまな可能性を秘めている学問であると言えます。さらには、学問の域には留まらず、私たちの生活や人生までも予想できてしまうことだってあるかもしれません。
きっとこの本を手にとったのは偶然ではないはずです。本書が皆様の数学を再考するきっかけになることを願っています。
2008年4月
牛山 聡
牛山 聡
■ 目次
- まえがき
- プロローグ
- 登場人物紹介
- 第1章 平均・分散
- プロローグ
- 番外編 色々な統計量
- まとめ
- コラム「平均・分散の求め方」
- まとめ
- 第2章 順列・組合せ・集合
- 問題
- まとめ
- コラム「アンケートの統計学」
- まとめ
- 第3章 確率
- 問題1
- 問題2
- まとめ
- コラム「占いと統計学」
- 問題2
- 第4章 確率変数・確率分布
- 問題1
- 問題2
- まとめ
- 問題2
- 第5章 標本分布
- 問題
- まとめ
- 第6章 推定・検定
- 問題
- まとめ
- エピローグ
- おまけ/証券取引と統計学
- さくいん
- 参考文献
- おまけ/証券取引と統計学