マンガで学ぶ 線形代数
線形代数って何? 行列・ベクトルなどを含む数学の一分野の名称で、
自然科学や3Dプログラミングの
基礎を学ぶ書、技術者にとって必須の現代数学の基礎…
私たちが楽しく教えちゃいます!!
|
※在庫があれば上記サイトで
入手できます。 |
[著]著:星野稔 画:佐藤ユキノリ [監]赤澤光郎 [価格]2,415 円(税込) [判型]B5判/192頁 [初版]2008/04/08 [ISBN]978-4-86167-227-9 |
■ 本書について
数学に限らず、イメージがわかなかったり、何のためにしているかがわからない学習というのはとても大変なものです。私も授業ではできるだけ、ただ用語を覚えさせたり、計算のしかたを伝えるだけでなく、最初に、「この単元ではこんな内容の話をします」とか、「日常生活やあとの単元にこんなふうにつながっていきます」と伝え、まず「イメージ」を与えてから説明をするように心がけています。
本書は、「線形代数」の世界を、マンガの力を借り、超特急でイメージを作ることを主眼においています。各章ともまずマンガ部分で興味を促し、そのあと、具体的な説明を入れ、理解してもらう形をとりました。
マンガの中で時々、翔子の「きちんと言うとね」というセリフが出てきます。まさに、最初にイメージ、そのあと細かくという流れになっているのです(じつはこれは、私の口癖だったりするのです)。
皆さんの中には、大学生や社会人になって、線形代数の教科書や本をはじめて見たとき、高校までの数学の教科書と比べ、理解するのにかなりの距離を感じた人も多いと思います。数学では用語、定義、定理などは正確に表わす必要があるため、シンプルでありつつも、逆にかたい言い回しをします。そのかたい言い方で、理論を構成することも大事なのですが、何を言っているかがわからなれば、本を読んでいく気力もなくしてしまうでしょう。
そのため、あまりにも細かい議論や、とっつきにくい記号の使用は、初学者にとっては敬遠されるものだろうと思い、本書ではできるだけ避けました。
そのかわり、この1冊を読むことで、「線形代数って何をしているのかな」ということがイメージでき、行列式や逆行列の計算、固有値の求め方についてはマスターできるものと確信しています。
さて、線形代数に限らず数学において、定義や定理の理解や計算方法などは、問題を解いてみて、その流れの中ではじめて理解するということが少なからずあります。
ぜひ、この本をひととおり読んだあと、2回目に読むときは、紙と鉛筆を持って一緒に計算しながら読んでください。
具体的なことをたくさんすることによって、抽象的なことが見えてきます。何回かこの本を読んでもらったあとで、興味がわいたり、必要であれば、さらなる線形代数の専門書を読んで理解を深めてください。
最後に、アーカイブス出版の長澤さん、沖元さん、またマンガを描かれた佐藤さん、監修の赤澤先生には大変お世話になり、また、原稿執筆の遅延でご迷惑をおかけしました。この場を借りてあらためてお礼とお詫びを申し上げます。
2008年2月
星野 稔
星野 稔
■ 目次
- まえがき
- プロローグ
- 登場人物紹介
- 第1章 行列
- プロローグ
- まとめ
- 問題
- 解答
- 問題
- 第2章 連立1次方程式
- コラム〜余因子と逆行列
- まとめ
- 問題
- 解答
- まとめ
- 第3章 ベクトル
- まとめ
- 問題
- 解答
- 問題
- 第4章 線形変換
- まとめ
- 第5章 固有値
- まとめ
- 問題
- 解答
- 問題
- 第6章 2次形式・2次曲線
- まとめ
- 問題
- 解答
- 問題
- エピローグ
- さくいん
- 参考文献
- さくいん