九天社の跡地です…
2001.8.29-2008.6.10


すごく お金が貯まる社長に変わる本
FPだから書ける 会社のお金・社長のお金の話

 表紙

金持ち社長の
スゴさは、お金の
管理能力にあった!

FP独自の視点から繰り出す
徹底ノウハウで、
「減らないお金」を維持できる!!


※在庫があれば上記サイトで
 入手できます。

[著]小山信康
[監]

[価格]1,470 円(税込)
[判型]四六判/208頁
[初版]2008/03/03 
[ISBN]978-4-86167-222-4

 本書について

 みなさんはどれほどの預貯金をお持ちでしょうか? 最近では手数料が無料のコンビニATMが増えたため、ちょくちょく預金残高を確認されているかもしれません。通常よく使う口座の残高くらいなら即答できるかもしれませんが、預貯金総額、つまり複数持っている預貯金全ての合計額についても把握している人は、どれほどいるでしょうか? 10万円単位くらいなら答えられるかもしれませんが、1万円単位まで把握している人は皆無に近いはずです。

 サラリーマンの場合、比較的資産構成がシンプルになりやすい傾向があります。現金や預金、株式等の有価証券、自宅の土地建物等です。負債関係においでも、住宅ローンやカードローンくらいのものでしょうか。
 一方、経営者の場合は、総じて資産構成が複雑になってしまうことが多くなります。現金や預金は、事業用の資金とプライベート用の資金、土地建物も個人名義と会社名義で分かれてきます。複雑すぎて、「会計担当者や税理士に開かないと、どれだけ財産があるのかわからない」という経営者の方もいるはずです。

 経営者の多くは、毎日のように資金繰りに苦労しています。それにもかかわらず、実は自分自身の預貯金さえ把握できない方が多いのです。預貯金が底をつけば、もちろん会社倒産や自己破産を招くことになります。預貯金管理をおろそかにして、事業の繁栄を継続できるはずがありません。本書では、もう一度「お金を管理する」ことの大切さを、経営者の方々に認識して頂くことを目的としています。お金の管理をしっかりできれば、その他の資産や負債の管理も徹底できるはずです。
 会社を長持ちさせる社長にはケチが多い、ともよくいわれます。ケチというとイメージが悪いかもしれませんが、その人は「無駄な支出を行なわないスマートな経営者」です。支出を減らせばそれだけ資金繰りも楽になり、事業も継続していくことができます。
 ここで逆に、「節税対策」と称して接待等に精を出し、利益を食いつぶしているとどうなるでしょうか?
 経営者は「儲かると損する」という矛盾を常に抱えています。儲かれば儲かるほど利益が増え、支払う税金も増えてしまうからです。「税金に持っていかれるくらいなら使ってしまった方が良い」と、せっかくの利益を減らすように無駄遣いを行なってしまう経営者もいます。
 しかし、無駄遣いした後に何が残るのかを考えてみて下さい。基本的には何も残りません。場合によっては、消耗品として損金計上した資産が倉庫に眠ることになるかもしれません。つまり、節税対策で預貯金が増えることはほとんどないのです。
 一方、利益を増加させて税金を支払った場合、その半分近くを税金に持っていかれるかもしれませんが、残りの半分はそのまま財産として残り、自由にいつでも使うことができます。当然、事業の安定性も増していくことになるのです。

 経営者にとって“本当に儲かる”とは、どういうことなのでしょうか?会社の売上でお酒を飲むことでしょうか?それとも会社の資産ばかりを増やすことでしょうか?
 やはり、“儲かる”ことの原点は自分自身、つまり個人の預貯金を増やすことにあるのではないでしょうか。個人の預貯金が潤沢にあれば、会社が苦しくても追加出資で危機を乗り切ることができます。また、子供の教育費に頭を悩ますこともありませんし、高額な保険に加入して将来の不安に備える必要がありません。多少の税金を支払ってでも、預貯金を維持し増やしていくことが、実は一番“儲かる”のです。

 低金利の時代が続き、預貯金でお金を眠らせておくのはもったいない、と感じる経営者の人も多いかもしれません。しかし、バブル期における過剰な金融投資が経営を苦しめた経験を持つ人もいるはずです。つまり困ったときに最も頼りとなるのは現金や預貯金なのです預貯金の大切さを再認識し、みなさんも管理徹底に乗り出してみませんか?

著者
 目次

第1章 社長にお金がたまらない理由

1 経営者にとっての「儲かる」という言葉のイメージ
2 使えるお金が増える=管理するお金が増える
3 年に一度は「家計総会」を開こう
4 決算書から自社の問題がイメージできるか?
5 税金対策が資産を減らす?
6 個人事業主の場合、人件費が一人分抜けてしまう

第2章 儲からない原因を究明せよ!

1 決算書を読み込むことで事業実績が理解できる
2 申告書の貸借対照表はアテにならない
3 自分の財産を洗い直せ!
4 事業所得は事業利益ではない
5 儲かった(損した)原因を分析しよう
6 収益と費用、収入と支出、益金と損金の違いを明らかに

第3章 FPから見た節税のオモテとウラ

1 税金を納める個人事業主が少ないのはなぜ?
2 個人事業主や会社社長が領収書を欲しがる理由
3 車を買うよりリースした方が得する仕組み
4 なぜ脱税した人は現金を隠し持つのか?
5 経営者は節税しない方が得をする?

第4章 資産運用のヒント

1 あなたの税理士は節税対策を教えてくれない
2 決算期末に法人税対策を勧める税理士は信用できない
3 会社の資産を自分の資産に変えることがポイント
4 その相続税対策は失敗する
5 詐欺師ほど経営者をよく褒める
6 経営者こそ保険のバランスが難しい

第5章 事業・投資・節約……どうやって儲けるか?

1 株で儲かる経営者がいるか?
2 低金利の銀行預金に預けるのは無駄か?
3 金融投資は事業とのバランスで考えるべき
4 儲からないなら節約しろ
5 投資に「3度目の正直」はない
6 嫁(夫)に預けたお金をアテにするな

第6章 無駄遣いを避け、お金を貯めるセオリー

1 株式や投資信託の購入資金は分別管理
2 「儲かった」はお金を受け取ったとき
3 安易な分散投資に手を出さない
4 大きな投資をするときは深呼吸をしてから
5 事業・家計のゴールを定める
6 数字と向き合えばやるべきことが見えてくる

第7章 法人化して賢く儲ける方法

1 法人化することのメリット
2 個人事業主が法人化するにあたって
3 法人化の損益分岐点
4 法人化のデメリット
5 個人事業主の方が儲けやすい
6 管理しなければ儲からない