九天社の跡地です…
2001.8.29-2008.6.10


透明会計と決算公告
決算書を公開したら会社と社員が元気になる

 表紙

決算公告が日本を良くする!

魅せる経営、
見せよう未来!



※在庫があれば上記サイトで
 入手できます。

[著]杉田 利雄、星 叡
[監]特定非営利活動法人 電子決算公告推進協議会

[価格]1,575 円(税込)
[判型]四六判/204頁
[初版]2006/04/05 
[ISBN]4-86167-104-3

 本書について

いま、企業経営における透明性の確保が叫ばれています。バブル経済崩壊後、経営情報を隠匿したあげく利害関係者の信頼を失い、経営破綻に陥ったケースは枚挙に暇がありません。ここ数年の動きを見ても、米国のエンロン事件、国内ではライブドアなど、粉飾決算を指弾される企業も後を絶ちません。こうした時代だからこそ、何より隠し事をしない企業経営のあり方が求められていると言えます。

長きにわたるデフレ経済下で業績を伸ばしてきた企業の共通項の一つとして、ガラス張り経営を実践していることが挙げられます。企業の経済取引を集約した会計情報をオープンにすることで、企業を取り巻く人々の協力をより得やすくなり、社員の経営への参加意識も引き出すことができるからです。独自の経営手法で飛躍的成長を遂げた京セラは、その好例と言えるでしょう。しかも、透明会計と決算公告の重要性は、企業規模の大小を問いません。本書の表題に「決算書を公開したら会社と社員が元気になる」とありますが、まさしくそのとおりなのです。

透明会計が、今後企業経営のインフラとなってくることは間違いありません。そして、より多くの中小企業が決算公告を行うことになれば、一石で何鳥もの効果が期待できます。商法の規定にある公告義務を果たすだけでなく、企業が活性化し、経営が透明化されることで、ひいては日本経済の活性化にもつながると考えられます。

本書は、電子決算広告推進協議会が提案する透明会計と決算公告の内容を分かりやすく説明したものです。私自身、日本全国の中小企業に透明会計と決算公告が普及することを目指し、電子決算公告推進協議会の活動に取り組んでいく所存です。本書によって多くの中小企業経営者、会計人が透明会計と決算公告の意義を理解され、自ら実践していただくことを願ってやみません。

平成18年3月
特定非営利活動法人
電子決算公告推進協議会理事長
慶応義塾大学経済学部助教授
富士通総研理事長

島田晴雄

 目次

第1章 透明会計とは

  1. 透明会計が目指すもの
  2. 透明会計の基本要件と導入
  3. 事業経営と透明会計

第2章 決算公告とは何か 〜株式会社の法的な義務

  1. 新会社法の施行
  2. 新会社法の概要
  3. 株式会社の設立緩和と社会的影響
  4. 決算公告義務を再認識しよう
  5. 決算公告義務と中小企業の会計原則
  6. 電磁的な決算公告 (制度) の概要

第3章 会計とは何か 〜会計の役割と透明会計

  1. 会計の目的と役割
  2. 資本家に対する会計の役割とは
  3. 企業価値重視 (株価重視) の経営
  4. 企業価値を評価する代表的な指標
  5. 会計とディスクロージャー
  6. 会計ビッグバンと日本版国際会計基準
  7. 会計と企業価値算定
  8. 会計戦略とは何か
  9. 経営と会計「7つの基本原則」
  10. 中小企業庁の 「中小企業の会計」

第4章 高付加価値経営と透明会計

  1. 高付加価値経営が求める透明会計
  2. 高収益企業を目指す会社作り
  3. 会社の成長戦略
  4. 経営戦略の策定
  5. マーケティング戦略
  6. 人事・組織戦略

第5章 決算公告(決算情報公開)の経済合理性

  1. 決算公告の経済合理性
  2. 決算公告を実施する会社のメリット
  3. 決算公告を支援する職業会計人のメリット
  4. 経済合理性だけでは語れない本質的な課題

第6章 決算公告のメリットを高める「Web決算公告サイト」

  1. Web決算公告の推奨
  2. 稼動しているWeb決算公告サイト
  3. NPO決算推進協が推奨するWeb決算公告サイト

 訂正情報

【正誤表】

「透明会計と決算広告」において次のような誤りがありました。
ここに訂正してお詫びいたします。


「はじめに」後ろから5行目

誤:電子決算広告推進協議会が提案する

正:電子決算公告推進協議会が提案する